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Channel: 清水正廣のバードカービング・アート
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こんな夕景見たいと思いませんか?

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 一生に一度でいいからこんな夕景見たいと思いませんか?都会に住んでいる人たちには到底かないませんが、私は一度だけ経験が有ります。其の夜は遅くまで寝れませんでした。あまりの雄大さのスケールと生き物の神聖さに感動を受けたことが頭の中から消えなかったからでした。勿論、鳴き声もサラウンドで、今まで経験のなかった私には荘厳なまでに美しさとスケールの大きさが影響したのでしょう!早朝のスノーグースの渡りも経験がありますが、見事としかいえない表現力の無さに無力を感じました。

今日はじっくりこの一枚の画像をいろんなイメージをめぐらし観察してみて下さい。新しい感動が湧いてくれるかも知れません。賑やかな泣き声も聞こえるかも・・・・・・・


アップで御見せします。

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 やはりカーバーの皆さんには細部が明確に表現しなければならないのでこのようなアップ画像が必要なのです。じっくり観察して下さい。 Blue Jay アオカケス 全長29cm。頭、背、は青紫色、胸から腹は淡灰色。顔は白く、頸に黒帯があり、冠羽を持つ。カナダ南部、アメリカのロッキー山脈東側に分布。カシとマツの林や公園、街などに生息し北アメリカでは最も親しまれている鳥の一つ。

眼の周りや喉の羽毛の流れや、胸の羽の流れなどをじっくり見つめて流れを観察して記憶に留めて下さい。

コマツグミ

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 コマツグミ American Robin 全長23cm。 雄は頭と尾が黒褐色、背は灰褐色、下面は橙赤色で、下腹は白色。アゴは白色で褐色縦斑がある。眼の周囲と眼の前方に白斑がある。雌は全体に淡色で、幼鳥は上面に白斑、下面に褐色斑がある。北アメリカ中部、北部で繁殖分布し、北方のものは冬に南下する。

ここまでアップになると胸の羽の重なりに少し空間があったり喉の羽の重なりにも少し隙間があったりと、普段わからない部分がみえてくる。嘴を開くと、頬の部分にも変化が見えてきます。細部のことまで理解し、表現していくことでリアリティーが向上するのです。

 

ゴールデンウィークはリズムガ崩れます。

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 息子、娘、が孫を連れて戻ってきます。其のたび私のリズムは狂いっぱなしです。文句も言えません。皆様にお侘びすることのみです。やっとクローズアップの第3番を投稿します。 カナダガラ Boreal Chickadee 全長12cm。 日本のコガラに良くにています。頭上は濃褐色。頬は白色、喉は黒色。上面は褐色、下面は白く脇が赤褐色。カナダとアラスカに分布。針葉樹林に生息し、渡りはしないが、冬期にアメリカ南部まで漂行するものがいる。葉の茂みの中で活動し枝先にはほとんど出ない。

カーバーの皆さんには喜んで頂けるアップの画像を連日投稿していますのでどうぞ大切に保存されて参考資料として生かして下さい。

 

ベニヒワ

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 ベニヒワ Common Redpoll 全長約13cm。上面は褐色を帯びた灰色で、黒褐色の縦斑があり、眉斑は白い。額に赤色部がある。眼先と顎は黒い。下面は白く、胸、脇に黒褐色の縦縞がある。雄の胸は赤色を帯びる。ヨーロッパ北部、イギリス、スイス、アジア、北アメリカ北部で繁殖し、多くは冬にヨーロッパ南部や中国そのほかの温暖な地域に渡る。

足の形状も良く解りますので覚えておくと良いですよ。細部まで観察してリアルに製作できるようにしてください。

 

ナゲキバト

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 ナゲキバト Mourning Dove 全長約30cm。全身がほぼ褐色で、尾は長めでくさび形をし、縁が白い。頬に小さな黒斑がある。北アメリカ中部および北部からキューバ、パナマにかけて分布。

足の指を確認して下さ。指の爪は無くなり先端が変形していたり異変がみえます。大勢の観光客が押し寄せるハワイのワイキキビーチサイドのドリンクショップの店で売っているスナック菓子などを与えてしまうと彼らがそれを食し、身体に異変がおきてくるのです。約30年前からこのニュースを流しているのに改善されていません。人間の食するものを彼らに与えると身体に異変がおきます。と、いうことは既に我々にも徐々に影響がおよんで来ているということにもなっているのではと・・・・・・・感じています。とにかく、食物がいちばん危険なんです。私は今、絶滅危惧種の鳥達の焼き鏝の絵を画いていますが、あまりの数に驚いています。心有る人たちが広く集まり声をあげてほしい。鳥が住めないところには人間は住めないのですから。

ムネアカゴジュウカラ

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 ムネアカゴジュウカラ Red-breasted Nuthatch 全長約10cm。 日本のゴジュウカラは約14cmですから相当小さく感じます。 頭上は黒く、それ以下の上面は灰青色。白い眉斑と黒色の長く太い過眼線がある。喉から上胸は白色で、それ以下の下面は赤褐色。雌の頭上は灰色。尾は黒く、先端に白色の帯がある。北アメリカのカナダ南部、ロッキー山脈、アパラチア山脈に繁殖分布。山地の針葉樹林に生息するが厳冬期には渡りをすることがあり、アメリカ南部の平地に達する。

ハシボソキツツキ

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 ハシボソキツツキ Common Flicker 全長約32cm。上面は褐色で黒っぽい横縞模様、下面は白っぽい色に黒い斑点が一面にあり、胸には大きな三日月形黒斑がある。頭上は灰色、灰橙色、褐色、黄褐色など、嘴の基部から出る頬線が黒色、赤色など、亜種あるいは雑種の個体によって異なる。腰は白い。翼上面は褐色に黒褐色の床縞があり、下面は白っぽい色で黄色あるいは橙色や黄色味の桃色をおびる。羽軸の色も亜種によって黄色、赤色などと異なる。尾は黒褐色であるが、下面は赤色型、黄色型と亜種によって異なる。黒色の嘴はかなり長く、やや下に湾曲。雌雄の羽色は嘴基部から出る頬線の有無などで異なる。アラスカ森林限界以南からカナダ、アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ニカラグア、に分布。アラバマ州の州鳥。

ここまでアップになると胸の模様が透けているのが良くわかるでしょう!薄く見えてるように表現するとよりリアルにみえます。ペイントの際に生かしましょう!


ユリカモメ

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 ユリカモメ Black-headed Gull 全長38-43cm。 翼開帳91-94cm。小型で、冬羽の頭、胸、下面、尾は白く、眼の後方に褐色斑があり、背、翼上面は淡青灰色で外側初列風切は黒い。嘴と足は鮮赤色。夏羽は頭が黒褐色となる。若鳥は雨覆に褐色味があり、尾の先は黒色で、嘴と足は橙色に近い。2年めの冬には成鳥羽となる。オホーツク海沿岸からカスピ海、黒海を経てイギリス、アイスランドまでのアジア、ヨーロッパの広い地域で繁殖。冬期はアメリカ東部、北アフリカ、インド洋、東南アジアの沿岸に渡る。日本には冬鳥として多数が渡来し、北海道から沖縄まで越冬するが、太平洋側に多い。日本へは主にカムチャッカ半島から渡来することがわかった。東京都の鳥。

大分クローズアップの画像を投稿しましたが、顔周りが理解出来たのではないでしょうか?やはり、生き物は顔周りが大切ですから、細部まで観察して丁寧に仕上げましょう。

コスタハチドリ

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 コスタハチドリ Costa’s Hummingbird 全長」約8cm。上面は緑色で、下面は白い。脇は緑色。雄の頭上および喉から頸側は紫色で、頸側のはねは長い。雌は頭の紫色を欠くが、喉に少数の紫色の小班がある。雌の外側尾羽の先端は白い。アメリカ南西部、メキシコ北西部の乾燥地帯に生息。あまりに小さいのには驚きです。しっかり花の密を吸って生きているのです。

どうですか?コバルト色に輝くこの色の羽は?さぞかしやこの色の光跡は忘れられないでしょうね!。小さいからリアリティーに表現するには上級者でなければかなり難しいと思います。細部まで観察して挑戦するのも自分を高めることになると思います。

知人の写真家が新しい写真集を出しました。

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 斉藤 嶽堂、彼の名前です。 最近アイヌの神々の写真集、 「神威の在処」 を出版しました。久々に素晴らしい写真集に出会いました。

長い間の取材の積み重ねを見事に無垢な焦点に焼き付けました。厳しい環境の中で生きてきたアイヌの人たちの崇める神々の威厳を見事に現してくれました。アイヌ語読みと意味も掲載しいかに彼らが自然の中で、生き物を神名(カムイ)で呼んでいたことに神聖さを感じます。普段見せない彼の無垢な感性が作り上げた一冊です。中身の内容は明日投稿します。

人類誕生以前より命をつないで生きている大小の生き物に神名をつけて崇めて生きるアイヌの人たちに敬意の念です。

 

神威の在処ー写真集ー斉藤 嶽堂

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 昨日の斉藤 嶽堂さんの写真集、「神威の在処」、内容紹介!

森羅万象、すべての、八百万の神々を受けついていたはずの我々の宗教観は繋がっているのだろうか? 科学が進めば天秤の作用如く変化する我々民族の趣は既に科学の進歩に重き比重を傾けてしまったみたいです。新年を迎えるときの初詣のように形式上だけの宗教観になってしまったように思います。だけどこの写真集は厳しい自然環境のなかでのアイヌの人たちのあまりにも自然を崇める心が美しく感じられるのです。

 

「空の神」 オオワシ

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 オオワシ Steller’s Sea Eagle カパッチリカムイ(アイヌ語) 全長雄約88cm。翼開帳220-245cm。アイヌ先祖は「空の神」と崇めた。彼らの文化にふれてみたくなった。自然崇拝はネイティブアメリカンも同じです。自然界の生き物を神と崇め、彼らの持つ偉大な「気」や「力」を崇めることで貰い受けて戦いや、生きる知恵にしていたのである。

27~28年くらい前にサクラメンントでナバホ族のグループの皆さんにお会いしたことが有りますが、この彼の写真集から思い出してくることがあります。厳しい自然界を生き続けてきた気高い誇りと彼らの文化を思い出しました。彼らの言語は第二次大戦でアメリカの暗号に使われたということです。アイヌの言語で表記してくれていることに感動です。

絶滅危惧種を描いています。

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 7cmx7cmのシナ材に絶滅危惧種の鳥達の顔を画いています。19日、20日、河口湖大石花テラスでイベント行ないます。雨天の場合は20日になります。絶滅危惧種の鳥達の顔を展示します。鳥達に関する小物アクセサリーの販売も行ないます。お近くの方や興味のある方はぜひいらして下さい。数年もたてば地球上から消えていなくなる鳥達もたくさんいます。自然環境の影響で種の絶滅がおきる場合と人間の人為的配慮の無さでの絶滅が有ります。われわれ人類よりも以前から生息している彼らを消滅させてはいけません。共存共栄は壊してはいけないルールなのです。

25日~27日までは松本市中町蔵シック館でも展示会をしています。大切に守ってやりたい鳥達なのです。気が付いたら地球上からいなくなってしまっていることにならないように保護していきたいのです。鳥を愛する人たちにどうぞご協力御願いいたします。 鳥が住めないところには人間は住めないのですから!

シロカツオドリ

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 シロカツオドリ Northern Gannet 全長約87~100cm。翼開帳165~180cm。 翼の先端が黒いほかは全身がほぼ白色。頭から後頸にかけて黄金色。成鳥羽に達するまで5年かかる。若鳥は上面に黒色部が多く、成鳥に従い白色部が多くなる。北大西洋に分布。およそ25cm前後の魚を空中から勢いよく飛び込んで捕食。海岸の崖地や岩礁などに、ときには数千羽に達するコロニーをつくって繁殖。

凄い、コロニーですね! 巣材を口にくわえたり足で掴んだりして運んでいます。本当に見事なものです。


ソリハシセイタカシギ

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 ソリハシセイタカシギ Avocets 全長約43cm。頭上から後頸、肩羽、初列風切と雨覆の一部は黒く、そのほかは白い。嘴は黒色で長く上にそっている。足は青灰色でかなり長い。日本にはごくまれな迷鳥として渡来し、姿が優雅なこともあって探鳥者の憧れの的となっている。東ヨーロッパからモンゴルにかけてであるが、スエーデン、スペインや南アフリカの一部でも繁殖。一部に渡らない個体郡もいるが、多くは西アフリカなどで越冬し、上にそった嘴を水に入れ、頸を左右に振りながら前進し、水面近くの甲殻類、昆虫、軟体動物などを捕る。

こんなに探鳥者に人気な鳥はあまりいませんが、これは特別なのです。 足は長く、容姿は美しく、色味も感動を与えるし、願望移入が全て出来る鳥はこの鳥だけでしょう!特に足の長さにコンプレックスを持つ我々にとっては----.

 

アメリカヘビウ

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 アメリカヘビウ Anhinga (American Darter) 全長約80cm。 翼開帳約120cm。全身がほぼ金属光沢のある黒色で、雨覆には細長い白い斑点が散在。眼の周囲は青く裸出し、喉は橙色、嘴と足は黄色。雌は頭から胸にかけて淡褐色。アメリカ南部から中央アメリカ、ブラジル、アルゼンチンおよびキューバの低地の湖沼に周年生息。水辺の樹林にサギ類などとともにコロニーをつくる。鳴き声は足踏みミシンの音にたとえられる。英語でAnhingaともいう。

驚きの画像です。こんな大きな魚をどのようにして飲み込むのでしょう? 下嘴で突き刺していますが、喉の太さからして、そのまま飲み込むのでしょうか?少し疑問が残ります。レンズの関係で正面の画像ですから大きく写っているのは理解できますがそれにしても魚が大きすぎますね!

カオグロアメリカムシクイ

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カオグロアメリカムシクイ  Yellowthroat  全長約13cm。雄の上面はオリーブ褐色で、亜種によって褐色味富むものがいる。喉から胸は黄色で、腹にいくに従って白っぽくなり、脇は褐色を帯びる。下尾筒は黄色。眼先と耳羽を含む顔の広い部分は黒色で、淡色の眉斑がある。雄の喉は黄色であるが顔の黒い部分は無く、下面も白か淡黄色あるいは帯黄白色。カナダ南東部から中央アメリカに分布し、湿原や川沿いの湿気の多い藪、草むらに生息。

バラ系のとげのある木がすきなのでしょうか?それとも何か甘い蜜でも有るのでしょうか?

明日は河口湖ハナテラスのハナマルシェです。大勢の皆さんとの出会いが楽しみです。天候の心配も消えたみたいで明日、明後日、と河口湖にいます。絶滅危惧種の鳥達のバーニングの絵を御見せします。ご期待ください。

 

アメリカオオコノハズク

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 アメリカオオコノハズク Screech Owl 全長19~23cm。 オオコノハズクによく似るが、下面と顔がより白い。虹彩は黄色。北アメリカ温帯域に分布。ロッキー山脈より東の混交林に生息する。

同じ巣箱の中で色違いの雛が育っています。約3:1の割合で生まれるようです。グレーフェーズが少なくて人気が有ります。

河口湖のイヴェントが終わり大変疲れました。初日、二日とよき天候に恵まれ、初日は日陰も無く直射日光の元で日焼けてしまいました。流石に疲労困ぱいです。3日間ブログ更新できず失礼しました。また25日~27日まで松本市の中町蔵シック館で展示会です。世界のフクロウ展と絶滅危惧種の焼き鏝の絵の展示を行います。勿論、立体像の彫刻も展示いたします。お近くの皆様、御興味の有る方々に是非お越しいただければ喜びです。我々のアジアだけでも2700種の鳥類のなかで約320種もの絶滅危惧種が存在します。数年後にはいなくなってしまう鳥達もいるかと思います。そうならないうちに皆さんに覚えておいてほしい彼らの顔を出来るだけ正確に焼き鏝で画いています。是非、ご覧ください。

昨日から続いてます。

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 アメリカオオコノハズク 親が餌を運んできました。

親が餌を運んでいる姿に何時も感動です。心を動かされます。

明日は夕方に松本の搬入です。明後日25~27日まで中町蔵シック館でクラシックセレクションの展示です。是非ご覧になってください。

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